「せっかくホームページを作ったのに、問い合わせが来ない!」。そんな悩みを抱える会社やお店は、意外と多いということをご存知ですか?
問い合わせが来ないホームページには、「アクセス数が少ない」、「コンテンツが充実していない」など、いくつかの共通点があります。その原因を分析して、問い合わせを増やす対策を始めましょう!
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ホームページから問い合わせがない!その原因は?
- 見る人が少ない
- 情報量が足りない
- ホームページが見づらい
ホームページの開設からしばらく経つのに問い合わせが来ないのは、主に上記のようなことが原因です。どれか1つが当てはまる場合もあれば、すべてが当てはまる場合もあり、対策の仕方にはそれぞれコツがあります。
つまり、高いお金を出して広告を出したとしても、根本的な原因が改善されていなければ、問い合わせの数を増やすことは難しいのです。そのため、まずは問い合わせが来ない原因を分析して、最適な対策を施す必要があります。
ホームページに問い合わせが来ない7つの理由!
どのような業種のホームページでも、問い合わせが来ない理由には、上記のような点が共通している可能性があります。詳しく見ていきましょう。
1. アクセス数が少ない
そもそも、ホームページ自体を見る人が少なければ、問い合わせが来る割合も低いままです。アクセス数が増えない限り、問い合わせが増えることはありません。
ホームページにどれくらいのアクセスがあるかは、Googleのアクセス解析ツールなどを使って確認できます。アクセス自体が少ない場合は、それが問い合わせが来ない大きな原因だと言えます。
2. ユーザーが求める情報が不足している
ユーザーが会社やお店のホームページにアクセスするのは、サービスや商品について詳しく知りたい時や、解決したい悩みや困り事がある時などです。しかし、ホームページに知りたい情報がなければ、問い合わせたいという気持ちもなくなってしまいます。
サービスや商品について紹介する時は、知識がない人でも理解できるように、分かりやすい表現を心がけることが大切です。情報量が少なかったり、専門的な内容に偏っていたりする場合は、ユーザーのニーズに応えられていない可能性があります。
3. SEO対策が不十分
SEOとは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略称で、ホームページがGoogleなどの検索エンジンの上位に表示されることを目指す施策です。
Googleは世界中にあるホームページを常時検知しており、有益で良質なコンテンツを提供しているホームページを優先的に検索結果の上位に表示します。
そのため、ホームページにユーザーが求める情報が不足していたり、見づらい表示になっていたりすると、検索結果の上位に入らず、アクセス数を伸ばすことができないのです。
自社のホームページが検索結果の上位に表示されない、あるいは検索エンジンからのアクセスが少ない場合は、SEO対策が十分にできていないことが原因だと考えられます。その結果、ホームページからの問い合わせが来ない状況になってしまうのです。
4. 問い合わせまでの導線が分かりにくい
問い合わせの入力フォームに辿り着くためのリンクは、ホームページの分かりやすい場所に設置されているでしょうか?ホームページを見たユーザーが「問い合わせしたい」と思っても、問い合わせのページが見つからなければ、途中であきらめてしまう可能性があります。
ただし、「お問い合わせはこちら」といった文字だけを強調しても、ユーザーが求める情報が不足していれば、問い合わせたいという気持ちを高めることはできません。
つまり、問い合わせの入力フォームまで誘導するには、ホームページの見やすさとコンテンツの充実度の高さが不可欠なのです。
5. 問い合わせフォームが使いづらい
問い合わせまでの導線が整っていても、肝心の問い合わせフォームが使いづらいと、ユーザーが離脱する確率が高くなります。よくあるのは「入力項目が多い」、「スマホで見づらい」といった理由です。
特に個人情報の入力に抵抗を感じる人は大勢います。どうしても必要というわけではないにも関わらず、住所や電話番号などの入力が必須項目になっていると、ユーザーは気軽に問い合わせしづらくなってしまいます。
また、入力フォームをスマホで開いた際、スマホのサイズに合わせた表示になっていることも重要です。項目や送信ボタンなどが見やすく配置されていなければ、入力を途中でやめてしまうユーザーもいます。
6. スマホで閲覧しづらい
スマホで見やすい表示にする必要があるのは、入力フォームだけではありません。ホームページ全体がスマホ表示に最適化されていないと、文字が小さすぎたり、デザインが崩れて見づらくなったりしてしまいます。
ホームページをスマホで見る人は、ユーザー全体の5割から9割に及ぶと言われています。そのため、スマホ表示に対応していないホームページは、せっかくアクセスがあっても、離脱率が高くなってしまうのです。
また、Googleはモバイル対応しているサイトを優先的に検索結果に表示しています。つまり、スマホ非対応のホームページは、アクセス自体も減らすことになってしまうわけです。
スマホ対応のホームページにする方法は、記事の後半でご紹介します。
7. ユーザーが不安を感じている
- しつこく勧誘されそう
- 料金が不明瞭
- 実績が分からない
- 個人情報が漏れるかもしれない
ホームページの情報が不足していたり、内容があいまいだったりすると、その会社やお店を信頼していいのかどうか、ユーザーは判断に迷ってしまいます。よくあるのは、上記のような不安点です。
例えば、「無料でお見積りします」という文言は魅力的である半面、「見積もり後にしつこく勧誘されるかも」という不安を与えやすくなります。しかし、「無理な勧誘はしません」という一文が添えてあるだけで、ユーザーの安心材料になります。
料金の表示や実績、個人情報の取り扱い方なども同様で、詳しく記載されていなければ、ユーザーは安心感を得られません。ユーザーに「ここなら信頼できそう」と感じてもらえない限り、問い合わせに至るまでのハードルを下げることはできないのです。

ホームページからの問い合わせを増やすには?
- ホームページの現状を把握する
- 問題点を改善する
- 必要に応じて別の対策も行う
ホームページからの問い合わせを増やすには、大まかに上記のような流れで改善を行います。これによって狙うのは、「ホームページを充実させて、アクセス数を増やす」という効果です。
ホームページを訪れる人が増えれば、問い合わせが来る確率を上げることができます。そして、そのためには「コンテンツが充実していること」が不可欠なのです。つまり、「アクセス数を増やすこと」と「コンテンツを充実させること」は、互いに大きく影響し合っているわけです。
ホームページからの問い合わせを増やす9つの方法
ホームページからの問い合わせを増やす具体的な方法は、主に上記のような方法です。詳しく見ていきましょう。
1. アクセス解析をする
まずは、アクセス解析ツールを使って、ホームページのアクセス状況を確認しましょう。定番のアクセス解析ツールは、Googleアナリティクス 4(GA4)やGoogleサーチコンソールです。2つのツールはどちらも無料で、登録や設定をすれば以下のようなことが分かります。
| アクセス解析ツールで分かること | |
| Googleアナリティクス 4(GA4) | ユーザーの属性 アクセス数 サイトへの流入経路 閲覧されているページ など |
| Googleサーチコンソール | 検索キーワード クリック数 検索結果での表示の有無 検索結果の順位 ページ内のエラーの発生 など |
2つの解析ツールを使えば、ホームページのアクセス状況を詳しく把握できます。ただし、これらのツールを使いこなすには、専門的な知識が必要です。より詳細なデータを知りたい場合は、Webコンサルティングを利用するのもおすすめです。
2. 検索キーワードを挿入する
Googleサーチコンソールを使ってアクセス解析を行うと、ユーザーがどのような検索キーワードを介してホームページを訪問しているのかが分かります。この検索キーワードこそ、ユーザーが求めている情報を知る最大のヒントです。
ホームページにアクセスする人の検索キーワードの傾向が分かったら、それらのキーワードをなるべく多くのページの見出しや本文などに挿入します。すると、ユーザーがそのキーワードを検索した際に、キーワードを挿入したページが閲覧されやすくなります。
3. コンテンツを充実させる
- 写真やイラストで分かりやすく説明する
- 料金や価格を明確にする
- 制作事例・施工事例・導入事例などを紹介する
- 利用者や購入者のレビューを紹介する
ユーザーが求める情報が不足していると、問い合わせをしてみたいという意欲を引き出すことはできません。それを改善するためにできるのは、コンテンツを充実させて情報不足を補うことです。
サービスや商品の魅力を理解してもらうには、丁寧で分かりやすい説明が必要です。文章だけで伝わりにくい場合は、写真やイラストを使うと印象に残ります。また、明確な料金表を記載したり、事例やレビューを紹介するのもよいでしょう。
4. 問い合わせまでの導線を見直す
「お問い合わせはこちら」などのボタンは、ユーザーの目に留まりやすい場所に配置するのが基本です。例えば、ページの下部にしか設置されていない場合は、ページの先頭にも設置しましょう。
また、コンテンツの内容に合わせて、ページの途中に問い合わせボタンを挿入するのもおすすめです。問い合わせフォームに誘導しやすいのは、以下のような箇所です。
- サービスや商品の説明部分の下
- 制作事例や施工事例などの下
- 口コミやレビューの下
- 料金表の下
問い合わせボタンは、ユーザーがサービスや商品に興味を持ったタイミングでクリックできる位置に配置するのが理想的です。ベストな位置を探してみましょう。
5. 問い合わせフォームを使いやすくする
問い合わせフォームの項目が多すぎると、ユーザーが途中で面倒に感じて離脱してしまう恐れがあります。そのため、項目の数は必要最小限にしておきましょう。
また、入力の手間を省く工夫があると、ユーザーはより気軽に利用できるようになります。おすすめは以下のような機能です。
- 問い合わせの種類を選択できる
- 郵便番号を入力すると住所が自動入力される
- 入力例が表示されている
- 入力ミスの項目がすぐに分かる
問い合わせフォームにアクセスするユーザーは、サービスや商品に強い関心を持っている「見込み客」です。そのため、問い合わせフォームの使いにくさを改善することは、見込み客の獲得に直結します。
6. スマホ表示に対応する
ホームページにアクセスする人の半数以上は、スマホで閲覧していると言われています。そのため、ホームページがスマホ表示に対応していることは、問い合わせを増やすために不可欠な対策です。
パソコン用とスマホ用でホームページの表示を変えるには、レスポンシブデザインという方法でホームページを制作する必要があります。レスポンシブデザインとは、デバイスの画面のサイズに合わせて自動で表示を最適化する手法です。
レスポンシブデザインのホームページを作るには、「WordPressを使う」、「変換ツールを使って変換する」などの方法があります。時間がない方や知識がない方には、ホームページ制作のプロに依頼するのもおすすめです。
7. ユーザーの不安を解消する
問い合わせをする時にユーザーが感じる不安は、しつこい勧誘や個人情報の漏洩などです。これらの不安を解消する対策が施されていれば、問い合わせに対するハードルをかなり下げることができます。例えば、ユーザーからの信頼を得やすいのは、以下のような対策です。
- 「無理な勧誘は一切致しません」などの一文を添える
- プライバシーポリシー(個人情報保護方針)を記載する
- ユーザーが送信した情報を暗号化する(SSL)
プライバシーポリシーとは、個人情報の取り扱い方などについて、ホームページの運営者が定めた方針のことを指します。ホームページへの記載が義務付けられているわけではありませんが、問い合わせフォームで個人情報を扱う場合、プライバシーポリシーの記載は必須だと言えます。
一方、SSLはホームページから情報を送信する際に、その内容を暗号化するシステムです。第三者にユーザーの個人情報を悪用されるのを防ぐ効果があり、問い合わせフォームに導入されていると、ホームページの信頼性が高まります。
8. SNSを活用する
X・Instagram・Facebookなどを使った宣伝活動は、ホームページのアクセス数を増やすために大きく役立つ対策の一つです。ただし、その目的が「問い合わせを増やすため」である場合は、まずホームページのコンテンツを充実させることや、問い合わせフォームへの導線を改善することが先です。
つまり、これまでにご紹介した対策を実践して、初めてSNSの活用が有効になるわけです。サービスや商品を宣伝するのはもちろんですが、「お気軽にお問い合わせ下さい」などの一文を添えるのも、問い合わせを増やすポイントの一つです。
9. Web広告を利用する
無料で使えるSNSとは異なり、Web広告はある程度の費用がかかります。しかし、その分だけ効果が期待できるのが大きな強みです。
Web広告のメリットは、ターゲットを細かく絞ることができるという点です。そのため、新聞・雑誌・テレビ・ラジオなどに広告を出すよりも、狙ったユーザーを獲得しやすくなります。
また、豊富な種類の広告から選べることも、Web広告の魅力の一つです。検索結果に表示される「リスティング広告」、ニュースサイトや情報サイトなどの広告枠に掲載される「ディスプレイ広告」、SNSのプラットフォームに掲載される「SNS広告」など、それぞれに独自のメリットがあります。
ホームページにお問い合わせが来るようになった支援事例
ここでは弊社にて制作・ご支援をさせて頂きました東京都内の歯科医院における事例をご紹介します。
事例:歯科クリニックのホームページリニューアル
施策前のクライアントのお悩み
- ホームページはあるがさらに新規の患者さんを増やせるように活用したい
- イーパーク歯科などの外部ポータルサイトだけではなく自社サイトの集客力を高めたい
- まずは保険診療患者を増やしたい
今回のクライアント様は、すでにホームページをお持ちでしたが、集客の多くを外部ポータルサイトに依存している状況でした。
自社サイトからの集客力を高め、広告費に左右されない安定した新患獲得の仕組みを構築したいというご要望のもと、今回の施策に取り組みました。
実施施策
- SEOに強いホームページの構造に完全リニューアル
- トップページ「地域名+歯医者(歯科)」での上位表示を狙う
- 診療内容の詳細を紹介する下層ページにおいても上位表示を狙う
- 内部リンク構造の最適化
- 歯科ポータルサイト系から被リンクを獲得する など
施策1:SEOに強いホームページの構造に完全リニューアル
施策前のホームページの問題点としては、主に画像に文字入れをし視覚的に訴求をする構成が多くGoogleにページ内容を十分に伝えられていない状況でした。
これらをHタグと呼ばれるSEO上非常に重要且つ影響度の高いテキスト形式で構成をし、Googleに正しく認識がされるよう構成する形でリニューアルを行いました。
施策2:トップページ「地域名+歯医者(歯科)」での上位表示を狙う
地域の患者様が新たに歯医者を探す際に検索されるキーワードとして、「地域名+歯医者(歯科)」「駅名+歯医者(歯科)」が挙げられます。
このキーワードは新患獲得に直結するため、エリアを問わず競合性が高く、特に乗降者数の多い大きな駅周辺ほど上位表示の難易度が上がる傾向にあります。
そのため、まずは競合の少ないキーワードから攻略し、ホームページ全体のドメインパワーを高めながら、徐々に主要キーワードでの順位向上を図りました。
施策3:診療内容の詳細を紹介する下層ページにおいても上位表示を狙う
患者様の中には「〇〇駅 インプラント」「△△市 小児歯科」のように、受けたい治療を具体的に組み合わせて検索される方も多くいます。
そこで各診療メニューに対応した下層ページを作成し、「地域名+治療名」のキーワードでの上位表示を目指すことで、新患獲得の機会をさらに広げました。
施策4:内部リンク構造の最適化
ホームページ全体のSEO効果を高めるために、内部リンク構造の最適化にも取り組みました。トップページから各診療メニューの下層ページへ適切にリンクを張ることで、検索エンジンがサイト全体の構造を正しく認識しやすくなります。
また、関連性の高いページ同士をリンクでつなぐことで、ページ間の評価を効率よく循環させ、サイト全体のドメインパワー向上にも貢献しました。
施策5:歯科ポータルサイト系からの被リンクの獲得
外部サイトからの被リンクは、検索エンジンからの信頼性評価に大きく影響します。
特に歯科系のポータルサイトや地域情報サイトへの掲載は、同じ歯科というテーマに関連した質の高い被リンクとして評価されやすい傾向にあります。
そのため、歯科専門のポータルサイトへの掲載申請を積極的に行い、権威性のある外部サイトからの被リンク獲得を進めました。これにより、ホームページ全体の検索評価を底上げする効果が期待できます。

これらの施策を実施した結果、「地域名×歯科」のキーワードで施策前の8位から公開3ヶ月目には1位を獲得。月間セッション数は250から5,000へ、新規患者数は月11人から43人増と、新患増加率400%を達成しました。
さらに、SEOでの上位表示は一度獲得すれば継続的に効果が持続するため、広告費をかけることなく安定した新患獲得を実現しています。
ホームページ集客に関するよくある質問
ここではホームページを集客活用におけるよくある質問をまとめました。
ホームページのアクセスはあるのに問い合わせがこないのはなぜ?
ユーザーが求める情報や信頼材料が不足している可能性があります。料金・実績・事例・安心材料を補強し、導線を見直すことが重要です。
ホームページの問い合わせを増やすには何から改善すべきですか?
まずは現状分析です。アクセス解析で課題を把握し、SEO・コンテンツ強化・スマホ対応・フォーム改善を優先的に行うと成果につながりやすくなります。
ホームページを作ったばかりで問い合わせがこないのは普通ですか?
はい、珍しくありません。SEO評価や認知がまだ低いためです。コンテンツ追加や検索対策を継続することで、徐々に問い合わせは増えていきます。
まとめ
ホームページから問い合わせが来ない原因は、主に「アクセス不足」や「情報不足」です。そして、これらの問題を根本的に改善するには、ホームページの内容をきちんと見直すことが不可欠です。
「専門的なアドバイスが欲しい」という方は、ぜひホームページ制作やWebコンサルティングのプロにご相談下さい。



